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学長あいさつ

地域を支える良き医療人を
輩出し、滋賀県の地域医療の
最後の砦として

地域を支える良き医療人を
輩出し、滋賀県の地域医療の
最後の砦として

滋賀医科大学長
上本 伸二UEMOTO Shinji

滋賀医科大学は1974年10月に開学し、2024年10月に開学50周年を迎えます。開学当時の滋賀県はいわゆる医療過疎県でしたが、その医療環境の改善と向上を願う県民の皆さまの熱意に支えられた誘致運動の末に、本学が設置されました。本学はこれまで、「地域に支えられ、地域に貢献し、世界に羽ばたく大学」という理念のもと、全人的医療を行う優れた医師・看護師の育成と特色ある医学・看護学研究、そして先進的な高度医療を実践してまいりました。

このたび、開学50周年を迎えるにあたり、本学は「湖国とともに世界に羽ばたく~医療のあゆみ半世紀、さらなる飛躍へ~」をスローガンに、学生・教職員のみならず卒業生や地域の皆さまに感謝を伝えるとともに、そのご期待に応え絆を深めるため、さまざまな記念事業を計画しました。特に老朽化が著しい中庭や狭隘な福利棟・学生食堂のリニューアルを図り、学生が美しいキャンパスにおいて友情と愛校心を育みながら学業に励み、卒業生や地域の皆さまと交流できるアトラクティブな環境づくりを目指しました。
本学教職員一同は、開学50周年を本学の理念の一層の推進に向けた契機としてとらえ、これからも地域を支える良き医療人を輩出し、滋賀県の地域医療の最後の砦として、人々の命を守り、地域・社会の健康増進に貢献してまいります。そして、地域医療のサステナビリティを維持する使命こそが、本学と滋賀県のさらなる発展の礎であることをあらためて確認し、決意を新たにして取り組んでまいります。

これからの50年に向けて、今後とも皆さまからのご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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