端艇部は1977年に創立され、艇庫は1980年に建設されました。端艇部創設当初は、オール10本・シェル艇1艇の艇庫さえないボート部としての出発でした。当時は京都大学や京都府立医科大学からのご助力を得て、艇庫をお借りしつつ練習に励んだと聞きます。滋賀医科大学の数ある部活の中でも特に熱意と努力にあふれ、西医体や浜医戦で輝かしい成績を残し強豪としての地位を確かなものにしてきました。現在は、顧問に本学9期生で端艇部OBである現整形外科学講座の今井教授を迎え、先輩方の伝統と栄光の継承を守り、端艇部のさらなる発展と躍進を進めるべく邁進しております。
整形外科学講座 今井 晋二 教授
総合外科学講座 目片 英治 教授
最高戦績に関しまして、1994年の第21回全日本選手権の男子舵手なしペアで2位を獲得しています。また西医体では2004年から2009年まで6連覇を達成しています。
総合戦績は、西医体の総合優勝回数が16回、浜医戦は36勝6敗1分け(4回中止)です。
2023年現在、男子部員12名、女子部員9名、マネージャー9名の計30名で活動しています。男女、医学科・看護学科問わず、同じ艇庫を拠点に練習しています。
近江大橋以南と瀬田川流域を活動拠点とし、オンシーズンは3月から11月です。日々乗艇練習と陸上練習を行っており、乗艇練習では瀬田川を片道2~3km下り、石山寺や京滋バイパス付近で往復します。陸上練習では、エルゴメーターで厳密なフォームの分析・改善と出力の安定化を図る練習をしています。また、筋トレやランニング、体幹トレーニングも取り入れています。
現在は主に4人乗りの艇で試合に出場しています。西医体では、男子は舵手付きフォア、女子は舵手付きクォドルプルで対校艇を組み、3月頃から本格的に練習を開始します。その他に、新人艇やスカル種目(シングル・ダブル)でも精力的に練習を行っています。GW頃に年度初めての大会である朝日レガッタが開催され、続けて浜医戦・中部学生選手権・近医体等の大会を経て、西医体に挑みます。西医体後は幹部交代と引退式を挟み、新体制で関西秋季学生選手権を迎えます。
SHIGA UNIVERSITY OF MEDICAL SCIENCE 50th Anniversary