附属病院部門等
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附属病院部門等
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1994年度~森渥視教授(第二外科)、1999年度~岡田裕作教授(泌尿器科)、2006年度~清水猛史教授(耳鼻咽喉科・頭頸部外科)。材料部副部長は、2003年度より2名から1名体制になった。
1994年度 甲斐佐久世、1995~2002年度 芦田善子、2003年度 椿卓子、2004年~2011年9月 高田恵(放射線部・光学医療診療部・医療安全・5C病棟を兼務)、期間中、中島千春副看護師長が中心になって管理、2011年10月~2015年6月 西井美恵(一部外来兼務)。2015年7月からは手術部看護師長が兼務し、2015年7月~2018年度 望月美記代、2019~2020年度 河田優子、2021~2022年度 松岡志織、2023年度から望月美記代が担当している。また2015年7月から、手術部看護師長が兼務するにあたり、専従職員を1名配置している。
材料部業務は、感染管理・医療安全に深く関わり、院内の生産部門としてその品質保証が求められる。病棟・外来のみならず、手術部器材の洗浄・滅菌に対応していることから、病院経営においても重要な部署として位置づけられている。
2009年10月~11月に新手術棟1階へ移転し、手術器材の洗浄を全面的に受け入れ、垂直働棚による器材の期限管理と、院内物流管理システム(SPD)連携の患者コンテナ使用履歴管理、器材準備のためのコンテナ呼び出し機能を導入し、運用を開始した。同時に、病棟外来の洗浄を一元化し、BOXカートを廃止する循環方式の運用へ業務形態を大きく変更した。その後、対象となる部署・部門を徐々に拡大し、2011年には循環方式の全面導入を完了した。さらに同時期、EOG(エチレンオキサイドガス)滅菌器を更新した。現在もEOG滅菌を継続使用しているが、人体への影響や管理の困難さから、その廃止に向けた検討を進めている。
2011年、東日本大震災の発生に伴い、物流トラブルが発生した。とくに、ステラッドカセットが不足し、少なからず供給への影響がでた。この経験を経て、カセットのランニングストックや、初動アクションシートの作成など、継続的な災害対策に取り組んでいる。
2013年の手術支援ロボット(da Vinci)導入に対応して、洗浄・滅菌器などを整備した。また、2022年には手術支援ロボット(hinotori)も導入され、ロボット2台の稼働に対応できるように、材料部の運用体制を整えた。
単回使用医療機器(SUD)の再使用については、2019年の病院機能評価受審を機に廃止し、単回使用を原則としている。
その他、大型洗浄機や滅菌器などの機器については、定期点検を継続し、洗浄・滅菌の高い安全性と質保証に努めている。
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