club部活動紹介

国際保健・地域医療研究会
TukTuk

TukTukの歩み

TukTukは2004年に、「国際保健医療を考える会」として設立された。創始者の香取さやか先生を中心に、国際保健を体系的に学ぶことを目的に集まったメンバーで、フィールドワークを中心とした勉強会を行なっていたようである。そして、その意志は後代へと引き継がれ、アジアを中心としたスタディーツアー、はたまたアフリカまで足を運びフィールドワークを行なうこともあった。

主なスタディーツアー

  • 2004年 スタディーツアー in カンボジア
  • 2006年 スタディーツアー in ラオス
  • 2008年 スタディーツアー in カンボジア
  • 2011年 スタディーツアー in タイ
  • 2012年 スタディーツアー in バングラディシュ
  • 2014年 スタディーツアー in ネパール
  • 2015年 スタディーツアー in インドネシア

このように学外、はたまた国外へ飛び出してフィールドワークを行うことが主な活動であったTukTukにとって、2020年のCovid-19のパンデミックは大打撃であった。スタディーツアーも行うことができず、満足のいく活動が全くできない時期もあった。そんな中でもオンライン勉強会を行い、めげずに活動を継続してきた。

近頃のTukTuk

2022年、4年生を中心にPlanetary Health学習会を立ち上げる。こうせい駅前診療所の佐々木隆史先生の下でPlanetary Healthという学問について、学内のみならず、オンラインで東は栃木、西は鹿児島の学生さんと共に学んだ。そして2022年9月にはPlanetary Healthに主体的に取り組んでおられる長崎大学を訪れ、現地の学生と共に学び、交流を深めた。3年ぶりにスタディーツアーを開催することができ、TukTuk本来の活動を取り戻すことができた。また、昨年度から滋賀医科大学のPlanetary Healthへの取り組みを評価し、世界中のメディカルスクールと共有する、Planetary Health Report Card (PHRC)の作成を行なっている。本年度もPHRCを作成し、本学の環境問題への取り組み、並びに国内でのPlanetary Healthの普及に努めたい次第である。Planetary Healthの取り組み以外にも、地域医療の勉強会や若者にHPVワクチンについて広く発信する会__Vcanさんコラボの「じぶんごとcafé」等、さまざまな活動を行なっている。

これからのTukTuk

私の思うTukTukの良さとは、いろんな経験を持った人、アクティブな人が集まっているという点である。TukTukのメンバーと雑談をしているだけで、自分の知らない世界に触れることができる点が、私のTukTukイチオシポイントの一つだ。さて、2024年で20周年を迎えるTukTukだが、果たしてこの先何年続くのかは分からない。TukTukの目的は組織を存続させることではない。これからも、私たちの好奇心や探究心に従い、外に飛び出して活動を行なっていきたいと思う。

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