卒業生・その他
27期生
青木 信也

開学50周年をむかえて
開学50周年おめでとうございます。大学を卒業してから、大学構内に入ったのは2,3回だけでしょうか。一度は、部活のOB戦で体育館に。もう一度は、救急部の先生にお会いしに。弱小ながらも楽しかった男子バレー部。人数が少なすぎて、学外の学生とともに大会に出たりしたのもいい思い出。さすがに西医体は出られなかったですが、あの時のメンバーとは今も時々会ったりしている。当時の模試班メンバーには今でも滋賀・京都に戻るときは会うことがある。当時から勉強が出来ず、学長からは「君たち同期は国家試験100%合格でないと困る。」と言われて、模試班のみんなにはとても心配されていた。結果、私たちの同期は100%合格だったが、最後まで一番ヒヤヒヤしていたのは自分だったかもしれない。
学内部活動じゃなきゃいけないとか、同じ大学内の友人じゃないといけないとは思わないが、学生時代に一緒に過ごした仲間はその後も繋がりがあり宝物になる。
救急専門医を取得したのちにお声がけいただき、救急部の見学に来た。市中病院とのいろいろなシステムの違いを知り、また、当時勤務していた神奈川県と滋賀県の違いも知り、学生のときには,気付きもしなかった視点で医療体制を知った。滋賀県に戻って、地域医療をするつもりで県外に修行に出たが、いろいろあって今は戻れずにいる。でも、卒業の時点で滋賀を一旦離れたのはよかったのかもしれない。滋賀県の中だけにいてもわからなかっただろうと思うことは、たくさんあるし、戻れば、その経験を滋賀県に合わせて活かすことが出来るだろうと思う。直接的ではなくとも、滋賀県の医療に携わることも出来ると思う。これを機に、ふと、OB会や学祭などに顔を出してみたいと思う。