
学生が主体となった、開学50周年記念のイベント・企画を実施することで、大学の一体感を醸成し、記念事業を盛り上げることを目的としました。また、学生目線でのイベント・企画の実施により、本学への入学を目指す若い世代に、本学の魅力をアピールすることを目指しました。
学生企画WG委員の学部学生19名(医学部医学科8名・看護学科11名)が中心となり、イベント・企画を実施しました。
歌詞等の公表にとどまっていた「滋賀医科大学学歌」について、演奏・歌唱等の音声付きの動画を制作し、大学HPで公開しました。学生委員には、動画用の映像・写真等の素材を選定してもらいました。
学部学生を対象に公募を実施し、若鮎祭(学園祭)での投票などにより、マスコットキャラクター「しがいたん」とキャッチコピー「AYUもう新たな医療の発展に!!!」を選定しました。大学PR動画や大学広報等で活用しています。
リニューアルした学生食堂などの名称について、学部学生を対象に公募を実施し、意向投票の結果、「SUMSキッチン」、「さざなみガーデン」、「湖医会ラウンジ」に決定しました。また、中庭のシンボルツリーについては、同じく「いこいの樹」に決定しました。
※SUMS(サムス):本学の英語表記「Shiga University of Medical Science」の略称
学生委員が企画・検討を行い、本学への入学を志望する高校生等を主なターゲットとして、本学の魅力をアピールする動画を制作しました。完成した動画は、開学50周年記念式典で初公開するとともに、さまざまなイベントで活用しており、今後はオープンキャンパスや高大連携事業等でも活用予定です。
これらの公募・選定にあたっては本学同窓会「湖医会」から多大なご支援をいただきました。
“滋賀医科大学のある月輪町に暮らすたぬき。日々医学・看護学を学ぶ学生のことを、見えないところで応援している。セタシジミが好物だが泳げないので、時々漁師さんに味噌汁をもらいに行く姿が目撃されている。夢はたぬきサイズの本物のスクラブを着せてもらうこと(今着ているものは自作)。”
“鮎と「歩む」の歩をかけちゃいました。”
作者:大西 統也 さん(医学部医学科第5学年)
“ふっと心が軽くなり、自然とみんなが集まって話せる場になるように。”
作者:走出 菜々 さん(医学部医学科第2学年)
“様々なメニューの中から自分の食べたいものを選べる場所なので、キッチンを連想し、このような名前を案としました。また、家庭におけるキッチンは毎日使うもので大切な場所だと思うので、学生食堂もキッチンのように思い出深い場になって欲しいという想いを込めました。”
作者:富田 愛音 さん(医学部看護学科第1学年)
“滋賀医科大学の校章にも使用されており、滋賀県を表現する言葉である「さざ波」をより親しみやすくひらがなにして付けました。「ガーデン」という言葉には植物園、多くの人が集まる場所という意味があり、誰もが自然を感じられる、開放的な中庭になってほしいという思いを込めました。”
作者:岡本 なつめ さん(医学部医学科第4学年)
“シンプルに。卒業生が久々に戻ってきても、躊躇なく入って語らうことのできる名称にしました。また、特殊な名前や、アルファベットが沢山で、新入生や外部の方が迷ってしまわれることのないように、敢えてイメージしやすい名称にいたしました。”
事業の成果は、本学の新たなシンボルとして積極的に周知・活用してまいります。また、これからも学生のアイデア等を大学運営に活かすとともに、学生の主体的な活動・取組みを促進・支援してまいります。
SHIGA UNIVERSITY OF MEDICAL SCIENCE 50th Anniversary