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教育推進本部

高等教育に求められる役割は、高度な専門領域に関する素養・能力を身につけた人材の養成を通して社会に貢献することであり、そのために大学が行う教学活動においては、継続的改善(教育の内部質保証)が必要であり、それを実践するための体制の整備や取組の実施が求められている。また、医学教育に関しても、日本医学教育評価機構(JACME)による医学教育分野別評価等において教育プログラムの継続的改善への対応が求められ、本学においては2024年度に2巡目の評価を受審する。

教育推進本部は教育の継続的改善を行う体制を構築するため、2018年度に教育活動の方針、計画の策定及び改善(Plan・Action)を担う特定の役割を持った組織として設置された。その後、2019年度の教育組織体制の見直しにおいて、医学・看護学教育センター、アドミッションセンター(Do)及び教学活動評価委員会(Check)が設置され、教育活動におけるPDCAを循環させ、継続的改善を実施する体制を構築している。

教育推進本部では、定期的に委員会を開催し、(1) 教育に関する計画の策定及び改善に関すること、 (2) 教育活動の戦略の立案に関すること、 (3) 国内外の教育研究機関との連携推進に関すること、 (4) 教育の内部質保証に係る点検・評価の検証及び改善計画の策定に関すること、 (5) 国立大学法人評価、大学機関別認証評価及び医学教育分野別評価等の外部機関による第三者評価の自己点検に関すること (6) その他本学における教育推進に関することについて、検討を行っている。

2021年度には、実践した教学活動の結果の点検・評価及び改善の実質化を図るため、「内部質保証の自己点検・評価に関する基本方針」及び「内部質保証に関する自己点検・評価実施要項」を策定した。また、2022年度からは本規程に基づき、教育のPDCAに関する組織やその他関係組織と連携し、教育の内部質保証に関する自己点検・評価の運用を開始している。

その他にも教育活動の基本方針となる三つのポリシーの見直し、学生・卒業生・教員・地域の医療機関等へのアンケートによる課題の抽出、並びに関係者の意見を教学活動に反映させるための改善計画の策定などに取り組んでいる。

今後も教育活動の継続的改善を通して、本学の理念である「地域に支えられ、地域に貢献し、世界に羽ばたく大学」の実現に向けて取り組んでいく。

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