Summarize開学50周年記念事業総括

市民公開講座

目的​

これまで支えてくださった滋賀県民の皆さまに、本学のさまざまな取組みや研究成果をご紹介する場として、また感謝の気持ちを直接お伝えする機会として、県内各地で市民公開講座を開催することとしました。

実施内容・成果​​

「滋賀医大おうみ巡回講演会」​​​

一般市民の方の関心が高く、身近に感じられる“疾患”を各回のテーマに、湖東・湖北・湖西・湖南の県内4地域で開催しました。
また、講演のほか、地域の高校生や本学学生等による特別企画、健康相談コーナーの設置、パネル展示等を企画しました。

第1回​「生活習慣病」​​
日程 ​2023年11月19日(日)​
会場 滋賀県立男女共同参画センター G-NETしが 大ホール(近江八幡市)​
参加者数​ 152名(アンケート回収率92.6%)​
特別企画 本学管弦楽団公演(全4曲)
基調講演
  • 田中 俊宏 理事
    『50年の軌跡、そして、ともに未来へ』​
講演
  • 西 英一郎 教授(薬理学講座)​
    『生活習慣病はどうして体に悪いの?-基礎医学からのアプローチ-』

  • 久米 真司 教授(内科学講座(糖尿病内分泌・腎臓内科))
    『超高齢社会を見据えた生活習慣病の管理』​

 

第1回 本学管弦楽団​ 公演​

第2回​「難病・認知症」​​​
日程 ​2024年2月3日(土)​
会場 長浜文化芸術会館 大ホール(長浜市)​
参加者数​ 333名(アンケート回収率67.8%)​
特別企画 滋賀県立彦根東高等学校吹奏楽部公演(全3曲)​
脳トレご当地クイズ(全6問)
基調講演
  • 遠山 育夫 理事
    『50年の軌跡、そして、ともに未来へ』​
講演
  • 西村 正樹 教授(当時・神経難病研究センター基礎研究ユニット分子神経病理学部門)​
    『脳の謎解き-認知症は克服できるのか-』​

  • 漆谷 真 教授(内科学講座(脳神経内科))
    『脳の謎解き-変わりゆく神経難病の「難」の意味-』

 

第2回 滋賀県立彦根東高等学校​ 公演

第3回​「地域包括ケア」​​​​
日程 ​2024年5月18日(土)​
会場 藤樹の里文化芸術会館 ホール(高島市)​
参加者数​ 336名(アンケート回収率74.2%)​
特別企画 滋賀県立高島高等学校・安曇川高等学校吹奏楽部公演(全3曲)​
本学ダンスサークル公演(全3曲)
本学アカペラサークル公演(全2曲)
基調講演
  • 松浦 博 理事
    『50年の軌跡、そして、ともに未来へ』​
講演
  • 伊藤 美樹子 教授(公衆衛生看護学講座(公衆衛生看護))​
    『人生の最期はいまどうなっているか−どこで最期を迎えているか−』​

  • 塩見 直人 教授(救急集中治療医学講座)
    『救急医が考える幸せなエンド・オブ・ライフ』​

 

第3回 滋賀県立高島高等学校・安曇川高等学校​ 公演

第4回/​第4回振替(※1)​「がん・​新型コロナ​(新興感染症)」​​​​
日程 ​2024年8月3日(土)/2024年12月22日(日)​​
会場 大津市民会館 大ホール(大津市)​/ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター ピアザホール(大津市)​
参加者数​ 335名(途中中止によりアンケート回収僅少)/136名(アンケート回収率65.4%)​
特別企画 本学管弦楽団公演(全4曲)(※2)​
基調講演
  • 上本 伸二 学長
    『50年の軌跡、そして、ともに未来へ』(※2)​
講演
  • 中野 恭幸 教授(内科学講座(呼吸器内科))
    『新型コロナとは何だったのか?』​

  • 伊藤 靖 教授(病理学講座(疾患制御病態学部門))
    『パンデミックはまた来るの?』​

  • 縣 保年 教授(生化学・分子生物学講座(分子生理化学部門))​
    『がんの解明と治療開発の展望:iPS細胞を使ってがんを治せるか?』​

  • 醍醐 弥太郎 教授(臨床腫瘍学講座)​
    『がんの解明と治療開発の展望:がん克服に向けた最新ゲノム医療の今とこれから』​

 

  • ※1:第4回公開講座において、空調設備の不調により会場内が高温となり、参加者の安全を確保するため講演の途中で中​止する措置を取ったことから、振替回を開催しました。​
  • ※2:第4回公開講座で実施したため、第4回振替公開講座では実施していません。

第4回 大学紹介​ 展示コーナー​

第4回振替講演の様子​​

参加者アンケートでは、講演内容への高い評価のほか、本学へのご要望やご期待などの声を多数いただき、本学へのご関心とご期待の高さを感じると​ともに、地域へのアウトリーチ活動の重要性を実感しました。

今後に向けて​

今後も、県内各地でのイベントを定期的・積極的に開催し、地域の皆さまと本学との絆をさらに深めるとともに、皆さまのご期待に応えられるよう、鋭意努力してまいります。​

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