
湖国の良き医療人を育み続けるために、滋賀県や滋賀医科大学への愛着が醸成される場所となるよう、老朽化や経年劣化が顕著な中庭と福利棟を改修することとし、学生・教職員が「憩い」、卒業生が「集い」、地域の方々と「つながる」ことをコンセプトに、利用者目線でリニューアルを行うこととしました。
竣工式(2024年10月5日)
学章の“さざなみ”をモチーフに人の動線を緩やかに受けとめる芝生広場とテラスを配置したデザインとし、「もみじ」など滋賀県ゆかりの花木を植栽しました。
①中庭の名称は、意向投票の結果、「さざなみガーデン」に決定
②既存の中央のシンボルツリーは、意向投票の結果、「いこいの樹」と命名
③憩いの場として東屋やベンチを整備
③憩いの場として東屋やベンチを整備
③憩いの場として東屋やベンチを整備
③憩いの場として東屋やベンチを整備
夜間は照明が通路のほか、樹木、ベンチ付近にも点灯し、情緒ある雰囲気を演出
SUMS:本学の英語表記「Shiga University of Medical Science」の略称
学生食堂
テラス席
滋賀県産の木材を使用し、休憩やコミュニケーションなど多様なシチュエーションに合わせて幅広く利用できるスペースとして、様々なタイプの座席を用意しました。
学生食堂の名称は、意向投票の結果、「SUMSキッチン」に決定
様々なタイプの座席を用意(立食用)
様々なタイプの座席を用意(一人用)
テラス席は、ガラスパーテーションで囲い、屋内化
どこか懐かしく落ち着ける雰囲気で、卒業生が立ち寄りやすく、また、在学生と交流が図りやすい空間にしました。
①カウンターには、リニューアル前の中庭の象徴でもあったレンガタイルを再利用
②同窓会スペースの名称は、意向投票の結果、「湖医会ラウンジ」に決定
多くの学生・教職員が利用しており、「憩い」・「集い」・「つながる」、笑顔のあふれる場所となりました。
竣工後の写真は、以下のページからもご覧いただけます。
中庭(さざなみガーデン)、学生食堂(SUMSキッチン)や同窓会スペース(湖医会ラウンジ)のリニューアルに込めた思いやコンセプトを、レガシーとして次世代の学生・教職員に継承し、大学のシンボルのひとつとして末永く有効活用されるよう、維持管理に努めます。また、他の施設の整備も検討しておりますので、引き続きご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
SHIGA UNIVERSITY OF MEDICAL SCIENCE 50th Anniversary