
現在、滋賀県では、多様な看護実践上の課題、医療資源や看護ケアサービスの地域格差の課題が存在します。
これらの課題を解決するための科学的方略を教授することにより、看護対象者の健康・療養を支援する最善のエビデンスを創出し、その成果を臨床応用できる人材やケアシステムを創成できる人材を育成し、看護実践科学の発展と地域医療の質を向上させ、広く社会へ貢献することを目的として、滋賀県初の看護学専攻博士後期課程の設置に取り組みました。
~2023年3月 | カリキュラム等の検討・調整・構築 |
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2023年3月 | 文部科学省に設置認可申請 |
2023年8月 | 文部科学省から設置認可 |
2023年11月 | 滋賀県庁にて記者会見 |
2024年4月1日 | 看護学専攻博士後期課程を設置、4名の学生が入学 |
記者会見の様子
当課程を通して、複雑化・多様化しつつある人の生涯にわたる健康課題に対応できる看護実践について、学術的理論に基づき、より科学的に牽引できる高度な看護系人材の育成や、病院から地域への切れ目ない看護ケアシステムを創設し、その仕組みを実現できる人材の育成に、注力してまいります。
SHIGA UNIVERSITY OF MEDICAL SCIENCE 50th Anniversary