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先端医学研究機構

先端医学研究機構は、本学の有する研究センターを統合し、新たに多様な人材を結集し、次世代の研究者を育成する創発的研究センターと研究成果の実装化を担うBioMedical Business Development Unit(BBDU)を創設して、2022年に設立された新しい研究組織である。先端医学研究機構では、次の3つのミッションに挑戦している。

1) 優れた研究成果の創出と研究成果の実装化によるメディカルイノベーション

BBDUに実務家教員を企業から招聘した。また、基礎研究棟を総合研究棟に改修し、オープンラボスペースを確保し、共同研究講座の誘致を開始した。これらの取組により、2022年度だけで、企業との共同研究講座が6つ設置され、共同研究費が約3倍も増加した。研究成果の実装化では、2022年度に、マイクロ波手術器具以外にも操作性に優れた新しい内視鏡や排尿計測記録システムを開発し、販売を開始した。2022年度には、谷徹特任教授、山田篤史特任准教授、仲成幸客員教授らが、長年のマイクロ波手術器具の開発実績に対して文部科学大臣表彰科学賞を受賞している。これからも、未来を拓く医療機器の開発や創薬研究など、社会的インパクトの高い研究成果を目指したいと考えている。

2) 明日の日本を支え世界に羽ばたく若手研究者の育成

創発的研究センターでは、国籍、年齢、性別、学歴などにとらわれず、多様な人材を結集し、次世代の研究者を育成することを目的としている。テニュアトラック制度も導入し、独立した研究環境を若手研究者に提供している。2023年6月には、新しい研究室や教員・大学院生室も整備された。

3) 国際共同学位プログラムの創設

創発的研究センター・国際共同研究部門に、海外協定校であるマレーシア国民大学からワンズリナ・ワンナグ先生を特任教授として招聘した。第4期中期目標・計画期間にマレーシア国民大学との間で国際共同学位プログラム(ジョイントディグリープログラム)を開設することを目指している。

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