園芸部は2008年に西門側の駐車場にあった土地を学生の有志が一から開墾したことで作られ、2009年に正式な部活となりました。その後部室が建てられ、今の状態となっています。部創設当時は部員が数人しかいませんでしたが、しだいに増えていき、現在は約40人の部員がいます。
現在は主に土曜日の午前中に活動しています(活動の最後にはコーヒータイムを設けています)。土作りから世話、収穫まで自分たちで全て行います。育てた野菜はその場で食べたり、持ち帰って部員のごはんになったりします。外部指導者の提案により栽培するものを決めることもあれば、各部員が自分で好きなものを育てることもあります。部員たちの天敵である虫を駆除、退治するためのユニークな方法も考案し、実践しています。過去の若鮎祭では、工作教室や収穫した野菜の販売を行ったこともありました。
学内の部署と連携して活動することもあります。2023年の夏には図書館の方と連携し、中庭にグリーンカーテンを設置しました。秋には保育園の子どもたちと一緒に芋掘りをしています。
活動の場となる畑は西門側の駐車場のさらに奥にあるため、部員でない人にとって私たちの実態は謎に包まれているかもしれません。入部するまで畑の存在を知らなかった部員もいますし、現部長である私もそうでした。しかし、自分たちで土作りをし、作物を植えて水をやり、収穫してから食べるという私たちの活動はとても楽しいものであります。
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