目的
学部学生・高校生を対象に、国際交流および本学での学びに対する興味関心を高め、世界に羽ばたく医療人の育成につなげることを目的として、海外留学シンポジウムを開催することとしました。
また、学生・教職員を対象に、本学の学術交流協定校（2011年締結）であるマレーシア国民大学との間で、2025年10月に大学院医学系研究科に設置予定の国際連携専攻（ジョイント・ディグリー・プログラム（JDP））に関する理解を深め、国際交流の機運を高めることを目的として、JDP開設記念シンポジウムを開催することとしました。
実施内容・成果
海外留学シンポジウム
講演後はSUMSキッチンで懇親会を開催、講演者と参加者が和やかにアクティビティや座談を行いました。
※SUMS（サムス）：本学の英語表記「Shiga University of Medical Science」の略称
| 日時 |
2024年9月29日（日） |
| 会場 |
臨床講義室１（臨床講義棟）、SUMSキッチン（福利棟） |
| 参加者数 |
32名（うち高校生４名、学部学生15名） |
| 講演 |
- 滋賀医科大学における海外留学
切通 舞 さん（医学部医学科第４学年）
- 滋賀医科大学でのキャンパスライフ
齋藤 甚聖 さん（医学部医学科第２学年）
金﨑 文香 さん（医学部医学科第３学年）
清水 優里 さん（医学部看護学科第４学年）
- 医学部生の海外留学
稲田 蓮 さん（医学部医学科第４学年）『研究も海外も初心者のマレーシア研究室配属』
寒出 祐紀恵 さん（医学部医学科第４学年）『アメリカへの留学を通して学んだ研究で大切なこと』
髙山 このは さん（医学部看護学科第４学年）『マレーシア研修を通して得た看護観』
- 若手研究者・若手医師の海外経験
菅原 翔 助教（腎臓内科）『アメリカでの研究留学』
島田 悠一 先生（ニューヨーク・コロンビア大学病院循環器内科准教授・指導医 肥大型心筋症センター研究主任）『海外医学留学について』
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島田先生の講演
手作りのクロスワードパズルに挑戦中
懇親会での座談
JDP開設記念シンポジウム
100名を超える学生・教職員が参加、国際連携専攻設置への機運が高まる機会となりました。
| 日時 |
2024年10月4日（金） |
| 会場 |
臨床講義室３（臨床講義棟） |
| 参加者数 |
105名 |
| 講演 |
＜第１部＞テーマ：エイジングサイエンス（座長：遠山 育夫 理事）
- 依馬 正次 教授（動物生命科学研究センター）
『Human disease modeling with genetically modified cynomolgus monkeys』
- 石垣 診祐 教授（神経難病研究センター）
『Development of therapeutics for neuro degenerative diseases using ENA-modified oligonucleotides: Disease-modifyingtherapies for tauopathies and amyotrophic lateral sclerosis(ALS)』
＜第２部＞テーマ：エイジングサイエンス（座長：Wan Zurinah Wan Ngah 特別教授（創発的研究センター））
- Goon Jo Aan 准教授（マレーシア国民大学医学部生化学講座）
『REDUCING OXIDATIVE STRESS AND PROMOTING CELLULARREGENERATION FOR HEALTH AND LONGEVITYTHROUGH EXERCISE AND DIETARY RESTRICTION』
- Mohamad Nasir Bin Shafiee 副医学部長・教授（マレーシア国民大学医学部）
『TACKLING REPRODUCTIVE AGING AFTER CANCER』
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シンポジウム後の集合写真
今後に向けて
引き続き、海外留学や国際交流への学生・教職員の興味関心を涵養し、本学の理念に掲げる「世界に羽ばたく」を体現する国際的な視野を持った医療人の育成に努めます。
